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2025年04月14日(月)
伝統か?破壊か?—守るだけでは生き残れない京都のリアル


伝統は、守るだけでは生き残れない。
では、壊すことで何を創り出せるのか——。
大阪の土地で家業を継ぎ、独立起業の場を京都に選んだ経営者。
京都という歴史と文化が深く根付く土地で、家業を継いだ経営者。
事業承継した二人の経営者が選んだ道は、ただの「承継」ではありませんでした。
伝統を守ることの葛藤、新しい価値を生み出すための挑戦。そして、EOでの学びがどのように経営に視座の変化をもたらしたのか。
本体験会では、呉服と和菓子、それぞれの世界で革新を起こす二人が、自らのリアルな経験をもとに「伝統」と「破壊」の狭間で見つけたヒントを語ります。
第一部では山本宗禅さんと野瀬守弘さんの事業承継と事業変革のリアルを話します。
前経営者からの受け継ぐことによる変化と自身の中に隠れたエゴ。
事業ライフラインをもとにその変化と葛藤、EOでの学びから何を実践しているのかを曝け出します。
講演内容コンテンツ
1. 事業承継における葛藤と挑戦
2. 企業変革の過程とEOからの学び
3. 破壊と守ることのバランス
第二部ではEOKyoto3代目会長の高階耕治さん(シーナ)をファシリテーターに参加者とともに深堀をしていきます。
事業承継者だけでなく、起業家の方々にも経験シェアというEOの体感とともに新たな気づきを得ていただける機会となります。
事業成長したい、新たなことに挑戦したい、成長意欲のある仲間と出会いたい。
そんな経営者におすすめな会です。
是非ご参加ください。
- 日時
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2025年4月14日(月)18:00-21:00
- 場所
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京の発酵イタリアンCAMOS(カモス)
〒601-8402 京都府京都市南区大黒町290番地
075-748-7533
- 参加費
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7,000円
- 講師
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●山本宗禅さん(京西陣菓匠 宗禅 代表)
昭和48年にかきもち・おせんべい屋の4代目として生まれ、幼少期から家業を手伝いながら成長。
高校時代には家業を継ぐことに反発し、一時家を飛び出すが、後に父の苦労を理解し家業を継ぐ決意を固める。
大学卒業後、2軒のおかき屋で修行し、父の店に戻り新商品開発に注力。
業界の不況と価格破壊に危機感を覚え、「本物の技・味を守り、文化を後世に継承する」ことを使命として、京西陣菓匠 宗禅を独立創業。
上技師となり、伝統技術を次世代に伝えるため新工場を開設しました。
コロナ禍での経営危機を乗り越え、新たな売り場開拓や地域活性化のお菓子開発を進め、クラウドファンディングやメディア戦略で事業を回復させました。
家族と共に、伝統を守りながら次世代へと引き継いでいく。
●野瀬守弘さん(啓明商事株式会社 代表)
昭和57年に呉服卸売業の4代目として生まれる。
大学を卒業し、入社。
自社やきもの業界の悪習慣や市場における高年齢化などに本当に承継すべきなのかを考えつつ、エンドユーザー様のきものへの満足度からきものの文化をいかに提唱できるかが自分の役割と定める。
きもの業界にて新規顧客の創造をテーマにした販売会がヒットするも、5年で陳腐化。
コロナ禍での影響が遅れてきている業界の中で、リサイクルきものの販売・町家きものレンタル文化体験(予定)と市場を横に展開しながら事業範囲を広げている。
きものの文化を通した和の文化を守りながら変化させ次世代へ提案していく。