EO Kyoto 2024 9月例会
月例会 2024/09/18

まだまだ暑い京都9月月例会は、熱いEO男のひとり、前Tokyo West会長の佐田展隆さんにご登壇いただきました。冒頭のグレーシー会長の挨拶から「TAVはTo do list」という大きな学びをえました。

9月18日(水)夜、鮒鶴京都鴨川リゾートに現れたのは「オーダースーツSADA」4代目社長の佐田展隆さん。終始明るく熱く、波瀾万丈な経営者人生を語ってくださいました。

佐田さんが家業に戻るにあたり、幹部社員の猛反対を受けながらも、スーツ縫製の下請けから小売に業態を転換することを決めました。低価格で良質なオーダースーツを提供すればお客様は早々についてくると思いきや、大手量販店の方がお客様に選ばれるという現実。

SADAが選ばれない理由を「知名度と信用度が低い」ことだと佐田さんは気づきます。そんなときに中小企業がとるべき策は、ずばり「手数の多さ」でした。

「質と量、どちらを取るのかと聞かれたら”量”ですね。量ができれば、あとから質はついてきます。質ばかり先に求めても、あとから量はつくれるようになりませんから」と佐田さん。

「小売りは認知されることが大事ですが、広告をやるお金はないから、広報しかなかった。嫌がられても面倒がられても、プレスリリースを打ち、記者に頻繁に会いにいくことを5年続けているうちに、反響のあるテレビ番組や新聞社からお声がかかるようになりました」

我々経営者は、ついコンフォートゾーンに居座り続けたくなりますが、お祖父様の言葉「迷ったら茨の道を行け」を信条に、常にポジティブ・シンキングで困難な道を突破されてきた佐田さん。雪山の富士登山、スキージャンプに東京マラソンなど、SADAのスーツを世に広めるために活動を広げられ、今では数十億企業へとV字回復されています。

何より今回の講演の流れで私が一番驚いたのは、この記事を私が書いているリビングで、小学生の娘二人が「このスーツの人、知ってる〜。テレビで観た〜」と言ったこと。佐田さんの波及力に脱帽しました。

SADAから学び、KINOの知名度をもっと広げていく所存です‼︎ Break Through⚡️

(文責 : 束野由佳 つかちゃん)

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